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熱中症にご注意!

熱中症にご注意!

熱中症は大量の汗をかくことで、水分とともに体内のミネラルが失われることによって起こります。大量の水分が失われることで汗がかけなくなり、そのため体内に熱がこもってしまい、その熱は脳や内臓にダメージを与え、最悪の場合は死に至ります。
最初は軽くⅠ度、症状がやや重いⅡ度、危険なⅢ度と重症化していきます。

熱中症

熱中症の症状

熱中症は様々な症状が出ます。
呂律が回らない、手足に力が入らない、意識がボーッとするなどの脳の症状。下痢や嘔吐など、消化器系の症状。筋肉が痛くなりつってしまう症状など。いずれも原因は暑さとそれに伴う脱水症にあります。

熱中症の予防

熱中症対策の基本は、こまめに水分補給をすることです。
時間を決めて水分を摂ってください。目安としては朝起きたらコップ一杯の水を飲むこと。その後一時間ごとにコップ半分ずつ飲みましょう。トイレに行ったらコップ一杯飲み、寝る前にもコップ半分くらい飲んで下さい。こまめに水分を摂ることが非常に大切です

こんな症状は危険かも

脱水症で一番現れやすいのは体重の減少です。
1週間以内に自身の体重の4%以上減っていると要注意です。体重は、一定ではなく絶えず変動するため、毎日同じ時間に同じ服装で測定するよう、ご自分でルールを決めてください。

ついでに体温にも気を配ってください。平熱よりも0.5℃くらい高い場合は要注意です。毎朝起きた時に体重と体温を測り、夏の体調のバロメーターにしてみると良いでしょう。

手を見るだけで脱水症をチェックすることもできます。手の甲を指先でつまんでみてください。つまんだ部分の皮膚の戻りが遅ければ脱水症の疑いがあります。爪を上からギュッと押すと白くなりますが、赤みを取り戻すのが遅いというのも同様のサインです。

夏バテ

高齢者ほど要注意

高齢者は熱中症に要注意です。加齢とともに、のどの渇きを感じにくくなり、暑さを感じる神経も衰えてしまいます。高齢者の多くは普段から熱中症の一歩手前の『かくれ脱水』の傾向にあります。若い方や子供の熱中症とは違い、時間をかけて徐々に熱中症に陥る。そのため高齢者は梅雨明け後しばらくしてから症状が現れ、回復しないまま死亡してしまうことがよく見受けられます。

子供は背が低く地面に近いため大人より外気温を高めに感じます。背の低い子供やベビーカーに乗った赤ちゃんは地面からの照り返しを受けやすいからです。外遊びは暑さのピークである正午から午後3時は避けるように注意したいものです。

家の中でも安心するな

直射日光の当たらない家の中でも油断は出来ません。昨年、救急搬送された高齢者の半数以上が、住宅内で熱中症になっています。夏の室内で特に危険なのはトイレと浴室だそうです。トイレは狭い上に風通しが悪く、高温多湿になりがちです。浴室もお湯と蒸気で高温多湿です。脱水症などを起こしやすく一人で長時間いることは危険なため、換気扇を回すことを心がけてください。

エアコンは積極的に使う

高齢者の方は汗腺が衰えているため冷房を使わないと非常に危険です。設定温度を27~28℃にして外気温との差を少なくすることと、扇風機を併用して空気を循環させてください。皮膚に風が触れることで汗が蒸発して体温も下がりやすくなります。

暑いからといって設定温度を下げすぎると、外気温との差が大きくなり冷房病になる恐れがあります。冷房病になる人は熱中症体質なのです。汗がかけなくなると体内に熱がこもり、一気にⅢ度の熱中症を発症することもあります。熱中症体質になってしまった場合は、とにかく汗をかき汗腺を活発にさせることが重要です。

とにかく水分補給

熱中症になったり脱水症が疑われる場合には、経口補水液が水分補給に最適です。経口補水液はブドウ糖や電解質が配合されており体内への吸収速度が非常に速いためです。

大量の水を飲むと食欲が失われ、かえって脱水を進行させてしまう恐れもあります。経口補水液ならば体内に維持されるため、脱水症の場合は1日500ml~1000mlを3日間飲めば大体改善されます。数百円で市販されていますから、冷蔵庫に2、3本常備しておけば安心です。

夏は「ウ」を食べよう

江戸時代の健康法で、夏は「ウ」で始まる食べ物を食べようということです。
「うなぎ」が代表的で、良質の蛋白源、エネルギー源です。
「梅干」は食欲増進、消化促進、食あたり予防や食品の防腐作用があるので、夏向きです。
「ウリ」類(キュウリ、トウガン、スイカ、ゴーヤ、かんぴょう、メロンなど)は、豊富なミネラルのほかに、夏場に必要な水分補給にもなります。
「うどん」は米よりも消化が早いので、消化力が落ちても食べやすく、タンパク質や野菜なども一緒に食べるようにすれば夏バテ予防としては完璧です。

明治時代以降はこれに牛(牛肉)、馬(馬肉)が加わるようになったとか。ホントかよ。

 

熱中症は対策をすることで予防ができます。知識を活用して猛暑を乗り越えましょう。